同人音楽の感想みたいなレビューみたいなものを書いてます

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[同人音楽感想] Sweets Garden / ヒメゴト。

Sweets Garden
(2010/05)
ヒメゴト。

公式サイト

トラックリスト
01-excitation -instrumental-
02-壊落のメシア
03-Sweets Garden         
04-リナリア(album ver)
05-刻-しるし-
06-背徳のロザリオ
07-かぎろひ
08-re;birth
09-かごめ

ヒメゴト。の1stアルバム。ジャケだけ見るとなんかアンビエントのアルバムみたいですが、
その実キーボードがキラキラでメロディがキャッチーな、紛うことなき北欧系メロスピです。
しかも全曲疾走してます。所々に変拍子やテンポダウンするパートも見られるんですが、
それらも大半を占める疾走の渦に飲み込まれてしまい…結局のところ全力疾走。
ボーカルucoさんの安定感のある歌唱も見所で、起伏の激しいメロディをスラスラと
歌いこなしてしまっているのはお見事。力強さもあるし、いいボーカルさんだと思います。
音質も演奏も良好だし、メロスピアルバムとしては言うことなしの出来映えでしょう。

そんなわけで、この作品は曲だけでも充分に楽しめるようにできているわけですが、
ヒメゴト。の良さはやっぱ歌詞だと思います。悲恋、狂愛、叶わぬ恋、禁断の愛……。
そういった女性の内に渦巻く情念や妄執をストレートに表現した歌詞が
「メロスピ」に乗っかることで、なんかすごい化学反応が起こってしまっている。
届かぬ想いに逡巡しつつも、それでもこの感情だけは捨てきれないのだ、という
もはや決壊寸前の「秘め事」の奔流がそのまま音になっちゃったような、そんな感じ。
中途半端に叙情的なバラードとかがなく、全曲においてそういうノリだからなおいい。
愚直なまでに疾走しているからこそ、鬼気迫る想いが伝わってくるんですよ。
メロディアスなのも想いの純度の高さを示しているようで、美しさを感じます。

本作は、カッコよさげで語呂のいい言葉を並べ立ててただ疾走する
お花畑的なメロスピとは明らかに一線を画しています。
そういうメロスピが苦手な人でも、あるいはメタル自体が苦手な人でも
これは好き!って人は結構いそうな気がする。あんまりギター目立ってないし。
最初は、どの曲もメロディや曲調が似通っててうーんって思っていたんですが、
聴きこんで歌詞が頭に入ってくるようになるにつれどんどんハマっていけました。
歌詞とテーマと曲調が上手く連動しており、1stアルバムとはとても思えないくらいの
堂々たる完成度を持った好盤だと思います。次回作にも期待!

◆曲の感想
04-リナリア(album ver)
キラキラ系のKeyサウンドにキャッチーなメロディが乗るあんまりメタルしてない曲。
歌詞が話し言葉をメインに構成されててド直球なのが最高。大好き。
そんでもって大サビからの盛り上がり!ヒメゴト。の良さが最も出てる名曲だと思う。
サークルの代表曲になる予感がする!

06-背徳のロザリオ
こちらもキーボードが目立ってますが、ギターも重めの音を奏で、よりシリアスな感じ。
中世ファンタジーっぽい世界観で、忠誠と恋慕に揺れる騎士の心情を表した曲かな。
起伏の激しいサビメロと、ギターソロからの展開が劇的!ラストの転調もどんどん
感情が高まっていく感じが出ててすごく好き。

07-かぎろひ
一度聴いたらすぐに口ずさめるような、日本人好みの極めてキャッチーなメロディがいい!
歌詞も他の曲より詞的な印象があり、想いの綺麗さ、一途さが伝わってくる感じ。
特に「水に浮かぶ~」からのくだりが気に入ってます。なんて儚いんだ。
スポンサーサイト
プロフィール

Author:borozo

最近の記事
カテゴリー

openclose

ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。