同人音楽の感想みたいなレビューみたいなものを書いてます

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[同人音楽感想] Barrage Am Ring 0 /Barrage Am Ring

Barrage Am Ring 0
(2010/03)
Barrage Am Ring

公式サイト

トラックリスト
01-Behind Luna
02-Princess Of Bloodsucker
03-Calm Eyes Fixed On Me, Screaming
04-Shanghai Eliminater
05-Symphony of Deep Red
06-XXI
07-Down To The Wire
08-unknown world
09-Kill If You Steal The Book?
10-Solitary wizard
11-BloodLust ?メイドと銀と零時の鐘
12-The Library In The Dusk
13-Unfailing vigor

東方のヘヴィメタルアレンジコンピレーションアルバム。
東方のメタルコンピってメタルをやってるサークルが多いわりに案外少なくて、
これ以前のコンピとなると07年に出た「GROUND ZERO」まで遡る気がします。
そして同人メタル界隈はその頃と今とでは状況が全く異なっており、
インスト主流だったのが、ボーカル…それもデス系などのエクストリームな
ボーカルアレンジが最近ものすごく増えてきた感があります。

本作はそんな最近の東方メタル勢の状況を反映するように、
13曲中11曲がボーカル入り、しかもボーカル曲の半分以上はデス声が
入っているなど、なかなか極端な構成をとっています。
そのため人を選ぶ作品ではありますが、メロデス、メタルコアを中心に
スクリーモ、ネオクラメロスピ、デスラッシュなどジャンルは案外幅広く、
メタルファンであれば気に入る曲が数曲はあるのでは、といったところ。
多数のサークルが参加していますが、クオリティに極端な差はないので
どの曲を気に入るかは各人の好みによるところが大きいでしょう。

で、この作品なんですが、けっこう「原曲破壊」が目立っていて、
むしろ原曲破壊、原作破壊をコンセプトにしてるんじゃないかって位、
原曲の面影が感じられない曲が多いです。しかもサイトやパッケージに
アレンジ元の記述が全くないので、9、12曲目は未だになんのアレンジ
なのかすら分かりません。おまけに歌詞もどこにも載ってない。
なので、「原作に対するリスペクトが感じられない」と不快に思う人が
東方ファンの中には結構な割合でいるかもしれません。
そういう面からしてもやはり本作はメタラー向けでしょう。
個人的にはもうこれオリジナルでいいじゃんって思いましたけどね。

ただ、選曲が「紅魔郷縛り」になっていることから、残虐さや凶暴さといった
紅魔郷メンバーの裏の顔を表現する意図を感じ取ることはできます。
確かに東方の中で紅魔郷のキャラクター(チルノ以外)はそういう面が
あるんですよね。人間喰ってることが最も直接的に示唆されてるし、
切り裂きジャックやDIOをモチーフにしたメイドさんなんかも出てくるし。
少女の絵とZUNさんの脱力感のあるテキストでオブラートに包まれてるけど、
実際にはこいつらはこんなにも禍々しい連中なんだぜ!っという主張が
エグいジャケ絵やデスアレンジや原曲破壊の中に含まれている・・・
そう考えると東方ファン的にも納得がいくかも?
まあシリーズ化の構想があるようだし、次作が妖々夢縛りとかだったら
さすがに世界観との乖離が激しくなりすぎちゃいますかね。
地霊殿縛りだったらドゥーム、ブラック系あたりのアレンジがかなり合うかも。

すこし毒のあることも書きましたが、ヘンなことを考えなければ本作は
トップレベルのクオリティを有するサークルが集まった超豪華コンピだし、
昨冬に出た「えくすとりーむ☆どーじん」と並んで同人メタルの隆盛を
界隈の内外に強くアピールする記念碑的作品であることは疑いありません。
次回作も色々と注目を集めることとなるでしょう。
サイトやパッケージで悪ノリするのも、原曲を破壊しまくるのもアリでしょう。
ただ、せめてアレンジ元くらいはどっかに記述しておいてほしいです。
二次創作をする上での最低限の礼儀だと思うので。

◆曲の感想
04-Shanghai Eliminater
Kissing the Mirrorの上海紅茶館/明治十七年の上海アリスアレンジ。
ふつーのメロデスアレンジだなあふーんって聴いてたら
Serpent丸出しなギターソロが聴こえてきてめっちゃ吹きました。
まさかそこを突いて来るとは・・・

06-XXI
Unlucky Morpheusのルナダイアルアレンジ。
あんきもらしいメロスピアレンジですが、作品の雰囲気に合わせたのか
Fukiさんがダークな、ドスのきいた歌唱をしているのが面白いですね。
yukiさんのネオクラ臭ムンムンのギターソロもとても心地良い。鉄板。
「方法や過程など、どうでも良いのだァー」な歌詞がDIO様すぎて笑える

10-Solitary wizard
Thousand Leavesのラクトガールアレンジ。
これは素晴らしいアレンジ!攻撃的なデスラッシュのリフの中に違和感なく
ラクトガールのメロディが組み込まれていて、原曲の雰囲気とデスアレンジの
凶暴性が見事に同居しています。
なんかこれを聴いてると紅魔郷ルナティックで何度も何度もパチュリーさんに
ピチューンピチューンされた悪夢が蘇ってきます。
病気全快でガチムチになったパチュリーさんが咆哮を挙げながら
暴力的で鬼のような弾幕を打ち込んでくる姿が鮮明に見えてくるんですよ。
まじでルナのパチュリーさんパネェ。エメラルドメガリスパネェ。
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