同人音楽の感想みたいなレビューみたいなものを書いてます

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[のん's Factory] World Ecritureのこと

ここ2ヶ月ほど、とある夏コミ作品にドハマリしてほとんどそれ以外の作品を聴いてない状態で、
しかも感想だか考察だかを書こうにもうまく書けず悶々とした日々が続いていたわけですが、
さすがに積みCDが溜まってきたのでその記事を書くのは一旦諦めて開封と感想を繰り返す
日々に戻ろうと思います。M3までどんどこ行きますよ。どんどこ。
というわけで今日の感想はこちら。





のん's Factoryの『World Ecriture』です。みんな大好き物語音楽だよ!
委託頒布はされてないもののアノ人とかアノ人とかが結構な勢いで推してるので、
知ってる人はそれなりに多いんじゃないかなーと思います。実際めっちゃいい。
何がいいって、作ってる人の「楽しそうな感じ」が伝わってくるのがいいんですよね。
お話自体はシリアスでおちゃらけ成分は一切無い・・・むしろ暗いんですけど、
作詞作曲を全てこなし語りボーカルなども一人六役七役くらいこなしてる主催のんさんが
ハジケまくっててやたらハピハピした雰囲気が漂ってる。メロディもキレッキレだし。
変に着飾ったものがないっていうか、「作りたいものをただ純粋に作っている」ときの
あの楽しそうな感じ、キラキラしたものが剥き出しになってるんですよね。
そりゃ聴いてるこっちも楽しくなってくるってもんです。

でもって何より素晴らしいのが最後の「断罪のアリス」という曲です。
物語における「どんでん返し」的な内容が語られるパートなんですけど、このどんでん返しの
伏線はまさにさっき触れた「楽しそう」という印象の中にあるんですよね。
内容自体は暗いのに歌も演技も演奏もノリノリ・・・っていうギャップが全部
ブーメランになって世界がひっくり返される。「楽しそう」な主人公の無邪気な振る舞いに
冷水をぶっかけるこの展開には驚かされました。

「あら、いるじゃない一人。彼には福音の声がもっとも良く聴こえていたはずよ」
「なんだと、誰だそいつは?」
「決まってるじゃない、他でもない『あなた』のことよ!」

いやー何度聴いても痛快ですねこのセリフ!メインテーマのゆっくりしたイントロから
ここに至るところでギター中心の疾走サウンドに切り替わる瞬間が超気持ちいい。
「楽しそう」だけじゃないんですよね。きちんとそれを自覚して物語やらテーマやらに
組み込んでしまう計算高さも持ち合わせている。音楽と物語が綺麗に連動していて、
まさに「物語音楽」に特化したセンスの持ち主だなーと思います。

フルアルバムで300円という破格のお値段や、ちょっと人を選ぶジャケ絵などから
もっと荒削りな作品なのかなーと思ってたんですけど、全然そんなことないです。
むしろ完成度は相当に高い。打ち込みオンリーのサウンドはあれはあれで味があるし、
歌も男女ツインでいい感じだし、何よりメロディが素晴らしいし。
下手に編成を大きくしたり生音導入したりすると逆にアレ?ってなりそうなタイプなので
そのへん難しそうですが、これからもいいものを作って欲しいですね。
とりあえず秋のM3も何かしら出るっぽいのでもりもり期待してます。
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