同人音楽の感想みたいなレビューみたいなものを書いてます

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2013年 同人音楽総括 その1 (1月~4月)

 
 こんにちは、ひさしぶりの更新です。もはや廃墟となりつつあるブログですが、まだ見に来てくれている人はいるんでしょうか。ブログの寿命は約3年みたいな話をどこかで聞きましたが、なるほどこのブログは今年で4年目でした。CDを買った枚数自体はたぶん過去最高なんですけど、今年書いた個別の感想記事はわずかに2つというひどい有様。きっとこのままゆるやかに閉鎖していくんでしょう。モチベーションが復活する見込みはもうありません。でも、今はまだ少しだけやる気が残っているので、無理矢理搾ってでも、せめて一年の総括くらいはやっておきたいんです。

 というわけで、3記事ほどに分けて年明けまでに今年聴いた音楽作品の感想を時系列でバーッと書いていきます。もしかしたら途中でやる気が尽きて頓挫するかもしれませんが、まあその時はその時です。とりあえず今回は1月~4月くらいに聴いてた作品を挙げていきます。メインは通販で買った冬コミ作品。京都のボーパラ(+Mコミ)でも何枚か買いました。大阪のコミックトレジャーなんてのもありましたが、何も買わずにひたすら知人と喋っただけでしたね。


 この時期オリジナルでよく聴いていたのは↓の3枚。

halcy.jpg kemolove.jpg minirobo.jpg

 クレバスランプのHalcyon(左)は、白髪プロジェクトとかいう有名っぽい絵師と組んで長々とやってる作品群のひとつで、それまでの作品は全然興味が湧かなかったんだけどこれは良かった。1枚で話が完結してるし、ボイドラパートと音楽パートの配分が絶妙。ドラマパートで情景や心情を語りすぎず、大事な部分はしっかりと音楽に託されていてあくまで「音楽作品」をやっていた。3曲目と4曲目は特にそのへんのバランスがとれててよく出来てるんだけど、好きなのは2曲目の「ソライロパレット」である。ロリボーカルと哀愁メロディが合わさると何か謎のノスタルジーが湧いてきて涙腺が緩むんだよね。あれどういうメカニズムなんだろう。

 ななひらさんのKEMOLOVE(中)は、まあ説明不要というか溺愛枠なので・・・。今年はななひらさんが関わる作品が多かったけど、やはりconfettoで出してる本家はキレが違うよね。ミニアルバムだけどどれも非常にいい感じの電波ポップに仕上がっていて隙がない。特にかめりあさん作曲の「Jump Over!生物種」は聴いててめっちゃ楽しくて大好きだ。かめりあさん個人名義の曲はあんま好みじゃないけど、ななひらさんと組む曲はどれもかわいさとかっこよさが同居してて化学反応を感じる。じゃんじゃんじゃん!じゃんぷおーばー!のところとかライブで盛り上がりそうだよなあ。通勤中に聴きながら心の中で拳を振り上げております。

 MiliRobo.betaのミニロボベータ(右)は、なんというか異質な作品だった。狭い箱の中に色んな音やら何やらをぐちゃぐちゃに詰め込んでスクラップにして放射線を浴びせたような感じ。何言ってるかわかんねーと思うがとにかく聴いてて精神力を削られる。しかし楽しい!こういうのを電波ソングって言うんだろうな。ロリっぽい声の人に「きゅんきゅん!」とか「ハイ!ハイ!」とか言わせとけばそれっぽくなる今時のテンプレ電波ソングに冷却水ぶっかける音楽だ。つまりロックだな。電波ロック!新しい!
「そっかー、友達って魔法で作るものなんだね!なるほど!」 
 う○ねこのなく頃にですね、分かります!



tadori.jpg

 この時期東方アレンジで聴いてたのは凋叶棕の辿/誘だけだった。ヤバイ作り込みだった『騙』からたった4ヶ月で2枚組のフルアルバム突っ込んでくるもんだから質が落ちてないか心配だったけど、まったくの杞憂だったね。騙や遙みたいに、すみずみまで全部好き!ってわけではないけど、「name for the love」と「she's purity」にはハマった。この2曲はどちらも「名付け」をテーマにしているけど、描かれる物語はまったくの対極だ。愛の有無。曲順がえげつないんだよね。愛をもって「名付け」を全肯定してみせる「name for the love」のあとに、名付け親たちを「この嘘吐きたちめ!!」と糾弾する「she's purity」を持ってきやがる。そしてこの「嘘吐き」というのはもしかして前作の『騙』にもかかってくるんじゃ・・・?とか考え出すとどんどん深みにはまる。これが凋叶棕なんだよねー。安易な線引きは許さない。



dp.jpg aono.jpg

 こちらはボカロ。Dot Princess(左)は、久しぶりに買った趣味工房にんじんわいんの作品で、京都のボーパラで買ったものだ。ぶっちゃけ買うものがあまり無かったから間に合わせで手に取った作品なんだけど、これが思ったよりよかった。無調教に近い素朴なミクの声で、作者の大好きなレトロゲームのことを歌わせる。こういうのなんか黎明期のボカロを思い出すんだよねえ。特に「ねずみと猫の鬼ごっこ」はあらゆる要素がノスタルジーに満ちていてウワーってなる。チップチューンと思い出補正のタッグはだめだ。郷愁に殺されてしまう。

 millstonesの青の研究(右)は、この時期に出た中では一番期待していた作品で、期待どおりにすばらしかった。ラストの「青の研究」で「青の序論」の続きが描かれるところ、ゾワワワーってくるよね。青にまつわる個々のエピソードを学んだ末に、「青の研究」が完成した!って感じでさ。前作もそうだったけど、アルバムの中で世界を広げるのがうまいよなあ。前半はテクノ系の音でグイグイ進行させて、途中から民族系の音が絡まって、ぶわーっと世界が広がる。他の人には真似できないコンセプトアルバムを作れる人だと思う。今年メジャーアルバムを出してたけど、ああいうのではこの人の魅力は計れないんじゃないかな。今後も同人でこういうのを出して欲しいですねー。



thanksyou.jpg tensi.png pandora.jpg

 こちらの3枚は旧譜。この時期に中古屋で買ったり知人に貸してもらったりしたもの。

 daiさんのThanks/you(左)は中古屋で買ったもの。なんと2005年発売。たしかひぐらしを知ったのが罪滅し編が出たあたりだから、丁度それと同じ時期に出たものだ。ゲームに収録されてない曲がすげー良くてびっくりした。アルバム中盤からの「月影」と「夢想」、こっからアルバムの雰囲気ががらっと変わるのが好きなんだ。これはひぐらしのサウンドトラックでもあり、同時にdaiさんの個人アルバムなのだなと思わせてくれる。日記文めいたライナーノーツにも妙な執念がこもっていて、当時の07th expantionにはそれだけの熱量があったんだなあとしみじみ思った。

 Euchaetaの展翅(中)は、昨年の春M3に行かなかったため入手できなかったことを悔やんでいると、見かねた知人が貸してくれた。これはまあ個別記事をがんばって書いたのであんまりもう書くことない。Euchaetaについて一言で説明すると「しっくりくる」なんだよね。メロディといい展開といいテーマといい、「この作者ひょっとして俺のために音楽作ってくれてるんじゃない???」と思っちゃうくらいにしっくりくるんだ。ただEuchaetaすげえすげえって人に会うたびに言ってるけど、同意されたためしがない。もうやだこの界隈。

 無法地帯のPandora(右)も、展翅といっしょに貸してもらったものだ。通販で出てないから持ってない人も多いかもしれないが、これは凄いよ。ここ2年の物語音楽の中ではダントツで好きな作品だ。終始スローに展開するのにめちゃくちゃドラマティックなんだよね。メロディが超キャッチーだし、荘厳なコーラスや男女ツインボーカルが入ったり盛り上がるところはしっかり盛り上がるし。何より素晴らしいのがラストに出てくる神様だ。希望を抱いて箱庭を脱出する男女をナイフでザクーッて刺してヒャハハハハと高笑い。デッドエンド!このときのブチギレ演技がキレッキレですげえのよ。この美しき幻想箱庭奇譚の幕切れをナイフという、ひどく俗物的なもので済ますのがシビれる。
「何より、手が汚れるしね」
 キャー!神様かっこいい!!!


 さて、今回はここまで!次は春M3と例大祭かな、1週間後くらいに続き上げます。
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