同人音楽の感想みたいなレビューみたいなものを書いてます

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[同人音楽感想] 逆方向の街 / ゆや。

逆方向の街
(2008/12)
ゆや。

公式サイト

トラックリスト
01-ハイウェイノート
02-極楽蝶 -bird of paradise-
03-逆方向の街
04-omega plug(inst)
05-UltraHardAttacks of OddMusiK
06-エレクトロエレジー
07-桜の季節 -Separation-
08-九十九の旅
09-百年の恋

ゆうゆさんの個人サークル「ゆや。」の2ndアルバム。ボーカロイドものです。
この方は、東方アレンジ界隈でもかなり人気のあるアレンジャーさんだったんですが、
ボーカロイド発売と共に活動拠点をニコニコ動画にシフト。
「桜の季節」や「白の季節」などのオリジナル曲のブレイクに伴って一躍大人気「P」となり、
「ゆうゆP」名義で今までに3枚のアルバムを発表しています。全て所持していますが、
本作「逆方向の街」はそれらの中でも特に好きな作品なので、ちょっと感想を書いてみます。

アレンジ時代からゆうゆさんはあまりジャンルに囚われない曲を作っていた印象ですが、
あくまでそれは「エレクトロ系」という括りの中でのことだったように思います。
しかし本作では、エレクトロポップ、ブレイクコア、エレクトロニカといった
従来のエレクトロ系に加え、ハードロック、民族系、ピアノバラードあたりまで
手がけるジャンルを拡大しており、非常に賑やかなアルバムに仕上がっています。
こうしたマルチジャンルのアルバムの場合だと、雑然とした雰囲気になりがちなんですが、
この人の作品はどこか統一感があって、どういうジャンルの曲であっても
「ああゆうゆさんの曲だな」って納得できてしまうのが凄いところです。

とにかくメロディがいいんですよ。どの曲もいい。
オリエンタルな歌謡メロディとでもいいますか、半端なくキャッチーでメロディアス。
東方とか聖剣伝説あたりのゲーム音楽とか、ちょい昔の歌謡曲やJ-POPが好きな人は
きっとツボに嵌まるでしょう。
様々なアレンジによって華やかに装飾されてはいるんですが、
それはメロディを浮き彫りにして、最大限に目立たせるための装飾のように思えるんです。
「エレクトロエレジー」とか「桜の季節 -Separation-」を聞いていると、
ああこの人はメロディをすごく大切にしている人なんだな、ってのがすごく伝わってきます。

歌詞もオシャレで遊び心があるし、ボーカロイドという媒介を手にして
水を得た魚の如く持ち前のセンスを爆発させたのがこの作品って感じがします。
むろん、ボーカロイドである以上、ある程度聞く人を選びはしますが、
ボーカロイド作品の中ではかなり聞きやすい部類の作品ではないでしょうか。

<曲感想>
02-極楽蝶 -bird of paradise-
凛として時雨あたりを彷彿とさせるハードロック。ギターは打ち込みですが
飛翔感があって聞いてて気持ちがいい曲ですね。鏡音リンによる歌唱も
なかなかパワーがあってかっこいいです。

05-UltraHardAttacks of OddMusiK
本格的?ゴリゴリブレイクコア。ブレイクビーツがガチャガチャグリグリ鳴り続けてるし
歌詞も頭のネジが2、3本ぶっ飛んでるようなカオティックな曲なんですが、
こんな曲でもメロディはとてもキャッチーで聞きやすい。この人にしか書けない曲でしょう。

06-エレクトロエレジー
しっとりしたエレクトロニカ。ゆったりと沈んでいくような曲調が心地よい。
メロディから漂う哀愁っぷりが尋常じゃない。特にサビメロはほんと素晴らしいです。
「初音ミクの消失」とか「ココロ」「タイムリミット」などの有名曲のフレーズが
間奏に散りばめられているのもハイセンス。この曲はほんと名曲だと思います。

07-桜の季節 -Separation-
初期の名曲「桜の季節」をロックバラード調にセルフアレンジしたものです。
サビに「白の季節」のフレーズが混じっていたりと、ただのアレンジに留まっていないのが
いいですね。死別をテーマにしているためか、ボーカロイドなのに歌唱に感情が
こもっているように感じられるのも凄いところ。

08-九十九の旅
風のようなアコギと、雷鳴のようなエレキギターが印象的な民族系サウンド。
歌詞も曲調も非常に劇的でかっこいいんですが、この曲はボーカロイドじゃなくて
人の声で聞きたかったかも。
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Author:borozo

最近の記事
カテゴリー

openclose

ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。