同人音楽の感想みたいなレビューみたいなものを書いてます

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[同人音楽感想] かざみどりの羽 / ゆにめも

かざみどりの羽
(2010/05)
ゆにめも

公式サイト

トラックリスト
01-芽生
02-竜骨の笛の少女
03-上昇気流
04-化粧台のマリオネット
05-光と影の竜
06-風
07-overclock
08-憂い
09-進化
10-息吹

ボカロPとして有名なゆにめもさんによるバイオリンインストアルバム。
界隈では珍しい、生演奏のバイオリンをメインに据えた作品で、
全編に渡って情熱大陸のあの曲や、アンリミテッドサガの戦闘曲のような
アグレッシブで情熱的なバイオリンの音色を聴くことができます。
また、笛などの民族楽器やピアノ、アコギ、ウッドベース、エレキギターなど
周りを固める楽器陣も豊富で、民族音楽系の曲を中心に、ジプシー調、
はたまたポストロックのような曲まであり、バラエティはかなり豊か。

かざみどりの羽というアルバムタイトルや、ジャケ絵からも分かるとおり、
本作は「風」のイメージが曲に強く反映されています。
烈風のごとき荒々しい演奏が聴けたかと思えば、次のパートでは
そよ風のような優しげな演奏が聴けたりするなど、1曲の中でも
緩急静動の変化が激しく、様々な風の表情が垣間見れる作りとなっています。

また、本作の曲にはそれぞれにストーリーやコンセプトが設けられており、
それらはブックレットに3行くらいずつ簡潔に記述されています。
大地の脈動、自然の猛威、生命の力強さ、遠い異国の物語…
本作はそんな、生命讃歌とでも言うべき途方もないスケールの物語を
バイオリンという「風」に乗せて、我々のもとまで届けてくれるのです。
風の表現だけじゃなく、風が伝播するものまで本作では表現してるんですよね。
そこがすごく良い。かっこいい。文章にしろ演奏にしろ、やたらかっこいいんですよ。
印象に残るメロディも多かったし、とにかく力強くてかっこいい作品です。
民族系の曲を好む人で未聴の方は是非聴いてみては如何でしょう。

◆曲の感想
01-芽生
バイオリン、笛、アコギなどの踊るような軽快なアレンジが印象的な曲です。
春が来て、新緑が一斉に芽生える光景を早送りで見ているような圧倒的な生命感。
中盤の掻き鳴らすようなバイオリンにゾクゾクしますわー。
サビのメロディ、畳み掛けるような展開も熱い。

04-化粧台のマリオネット
メランコリックな空気を持ったジプシーというかスパニッシュというかそんな感じの曲。
こういうジャンルの曲は大好きなんですが、同人ではあんまりないんですよね。
この曲のタイトルとブックレットのストーリーはいいセンスだなあ。
というか、この作品はどれも曲名がいい。聴くと「確かに」と思うし。

07-overclock
チッチッチという時計の針の音、電子音、エレキギターがメインとなるポストロック。
突然ジリリリと目覚まし時計が鳴ったり、パッポーパッポーと鳩時計が鳴ったり、
時報のアナウンスが流れたり、かなりカオティックな曲展開。
夢と現実がごっちゃになったような、寝起きのぼうっとした感じが出てますね。
こういう変化球をアルバム中盤に入れてくれるのはありがたい。

10-息吹
これはボカロ版もニコニコ動画で発表されており、かなりの再生数を誇る
ゆにめもPの代表曲の一つですね。「芽生」のような情熱的なバイオリンが熱い曲ですが
こっちは溜めて溜めてサビで一気に放出するような展開。それだけにサビメロは
本作中でも際立ってキャッチーで印象に残ります。
途中のボーカロイドによるスキャットのパートも幻想的で良い感じ。
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