同人音楽の感想みたいなレビューみたいなものを書いてます

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[同人音楽感想] celestial aquarium / schwarzwald

celestial aquarium
(2010/10)
schwarzwald

公式サイト

トラックリスト
01-雪宵
02-ピアノと婦人
03-落ちないリンゴの寓話
04-水境
05-鳥雲になる時
06-無辺なる風景
07-天球のアクアリウム

schwarzwaldの5thアルバム。オリジナルインストです。
ここの作品は前作の東方アレンジから入ったので、
オリジナル音源を聴くのは今作が初です。
基本路線は前作同様のダウナー気味のエレクトロニカ・アンビエント。
2、3、7曲目なんかはピアノや管弦のキャッチーな調べが聴けるのですが、
6曲目のような、ノイズミュージックめいた曲もあったりするので、
前作以上に人を選ぶ作風かもしれません。

本作は、音の響きが非常に独特です。
半透明の薄い膜を隔てて世界を覗き込んでいるような、
どこか屈折した、ぼやっとした音作りが全編に渡って施されています。
幻想的は幻想的でも、昨今のいわゆる「ファンタジー」な世界観とは異なる、
ひと昔前の幻想文学を読んでるときに覚えるような、不安感、浮遊感。
うまく伝えられないのですが…まあとにかく、一風変わった音だと思います。

いやー、BMS出身の方々がつくる音楽はやっぱり面白いです。
イメージを喚起させられる音というか、いつもは使わない脳の部分を
フル回転させられる感覚があって、毎度驚かされます。
それゆえ感想という形で文章におこすのはなかなかに難儀で、
この感動を上手く伝えられないのがもどかしいです。
うーん、もっと精進せねば。

◆曲の感想
01-雪宵
ごぅぅぅぅんという音が場を支配する、まるで深海にいるような奇妙な雰囲気。
所々でピアノや弦楽器が憂いのこもったメロディを奏でてくれるのがいいですね。

02-ピアノと婦人
ピアノにあわせて貴婦人が優雅にダンスをしているような気品のある曲。
しかしダウナーな雰囲気と、霧がかったような音の感触からは
何ともいえない幻想感が漂っています。

03-落ちないリンゴの寓話
何故かえらく陽気なサウンドですが…こういうの前作にもありましたね。
全体的に鬱っぽいこの作品にこんな音が投下されても却って不気味だ。

04-水境
この曲はなんかアレですね、「ひぐらし」の怖いシーンの曲みたいな感じ。
異世界をこっそり覗いていたら、異形の怪物とふと目が合ってしまったような緊張感。

06-無辺なる風景
無造作に楽器を叩く音と群集のざわめきと祈祷師の儀式めいた呪詛が響き渡る。
ノイズというかカオスですな。時折ミッキーマウスマーチを歪めたような
メロディが聴こえるのが何とも不気味。今までフィルターを通して覗いていた
幻想世界は実はこんな有様でしたー的な感じなのかもしれません。

07-天球のアクアリウム
映画とかゲームのエンディングみたいな壮大な曲。
儚げなメロディも美しいし、管弦の響きが何とも幻想的。これは好きな曲ですねー。
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